これから楽交『親なきあとの大切なお金の話』セミナーリポート2025.7.19.
大人のサークル これからの生き方と逝き方を考える 「これから楽交」
番外編 親なきあとの大切なお金の話 7月19日(土)
発達が気になる子を持つ親が知っておくべきお金のことについて
◇講師 来間 秀一
ファイナンシャルプランナー (社)障がい児成長支援協会員
◇内 容
障がいのあるお子さんを持つ親御さんが、ご自分の亡きあとも、お子さんが安心して暮らしていくにはどうしたらよいのか。
「生命保険信託」
「保険金の渡し方」
「終活サポート~マイエンディングケアのご案内」
これらの資料を用いながら、生命保険信託や、死後事務委任、士業との関わり方などについてお話しいただきました。
◇質疑応答
Q:受益者の順番は変えられますか?
A:変えられます。
Q:死後事務委任契約をしていて、将来状況が変わったらどうなりますか?、また後からでてきた内容については、どうすれば良いですか?
A:士業との契約の中で、その部分についても文言で交わしておくと良いです。
Q:公正証書で残した方が良いですか?
A:あとで否認されることもあるので、第三者を入れておく方が良いです。
Q:子どものために、夫婦で遺言を書いた方が良いですか?
A:どちらが先に逝くかわからないので、クロスで書いた方が良いです。
Q:例えば、癌であと一年と言われた場合でも間に合いますか?
A:任意後見であれば間に合いますが、成人で法定後見になると裁判所が入ってくるので、直ぐには無理かもしれません。
Q:病気の場合、保険には入れないのですか?
A:生命保険信託は生命保険に加入している方へのサービスなので、入る保険の種類によって加入可否が変わります。
Q:親が保険に入っていても、子どもがそのことを認識できない場合どうしたら良いですか。
A:信託にして、事前に決めた通りに支払われるようにしておくと良いです。
Q保険金の支払い方法は?
A:銀行振込です。