これから楽交『樹木葬について』セミナーリポート2025.7.11.
大人のサークル これからの生き方と逝き方を考える 「これから楽交」
第7回 樹木葬について 7月11日(金)
樹の下に安心して眠るために
◇内 容
〇お墓の種類
一般墓
家族墓・夫婦墓・個人墓
共同墓
永代供養墓
納骨堂・・・機械式は大規模な修理をする場合があるので、メンテナンスに不安を感じる方は注意が必要です。
散骨
〇樹木葬の種類
里山型:地中に穴を掘ってお骨を納め、その上に樹を植える。
家族・夫婦・個人墓型:粉骨後、専用のカプセルに移し替え、芝生や樹林のモニュメントの下に埋める。契約期間が過ぎたら、永代供養墓へ改葬される方法が多い。
永代供養型:粉骨すると納骨費用を抑えられる場合がある。合祀型、集合型、個別型がある。
〇質疑応答
Q:葬儀と遺品整理、不動産整理でいくらくらいかかりますか?
A:いろいろな葬儀の形式や、ご家族ごとの違いがあるので一概には言えません。一番シンプルな直葬なら25~30万円プラス火葬料くらいは最低限必要です。
納骨の費用は、墓地がすでにあれば15万円前後です。
片付けは、お家の広さと遺品の量、またどの遺品整理専門会社に依頼するかによって変わってきます。
Q:共同の樹木葬の場合、納骨用のカプセルにはどのくらいの遺骨が入りますか?
A:基本的には全ての遺骨が入ります。粉骨すると、かなり嵩は減ります。
Q:小金井近辺の火葬場で、粉骨できるところはありますか?
A:近くではありませんが、板橋区の戸田葬祭場で粉骨ができます。火葬の当日に粉骨までお願いするのは難しいです。後日粉骨することをおすすめします。
Q:俗名で葬儀をお願いしたい場合でも、お寺様にお勤めしていただくことはできますか?
A:ご了承くださるお寺様もいらっしゃいます。ただし菩提寺をお持ちの場合、基本的には難しいです。
◇まとめ
樹木葬にはさまざまな種類があることに、皆さま驚かれたと思います。
以前は家族代々で守るお墓が一般的でしたが、今では生活スタイルや考え方の変化に伴い、樹木葬や納骨堂、永代供養墓など、お墓の形にも選択肢が増えています。
ご自身の思いや、ご家族との対話を通じて、その方にとって最適な供養の形を選んでいただければ幸いです。